【はじめに】
その月の取り組みや考えなどを整理し、共有するために、毎月月末にその月の振り返りをしようと思う。
当月中の仕事の話、取り組みやそこから学んだこと、頭の中の考えなどを書いていく予定。
【仕事】
現状の事業の柱は2つ。
- 【1】モールEC商品販売 (メインの売上を作ることが目的) 売上構成割合 (77% ※1月)
- 【2】フリマ商品販売(①で売れなかった在庫処理などが大きな目的) 売上構成割合 (23% ※1月)
まず【1】については、現状の規模と資金の関係から、販路はYahooショッピングのみ。
主な業務は、リサーチ、仕入、画像作成、倉庫納品対応、在庫管理、顧客対応、店舗運営、資金管理、財務管理など (今のところ1人でやってる)
次に【2】については、合計4アカウントを運用して、【1】で売れなかった商品の在庫処分と、【2】のみで売ってる商品に分けて販売。
主な業務は、リサーチ、仕入、画像作成、在庫管理、顧客対応、ツール管理、梱包、発送など (梱包と発送は母親の力を借りている)
【1】について
まず2023年のYahooショッピング全体に対する流入額は、2022年と比べて約30%弱減った。(URL)
細かな理由は色々あるが、ざっくりとした理由は、YahooがPaypayポイント付与キャンペーンを廃止したため、全体の流入人口が楽天とAmazonに流れたという印象。
当ストアとしては、2023年6月に180万/月の売上をピークに、12月は130万/月と下がり、上記の影響を数字だけでなく肌でも感じることが多かった。
ただし当ストアの年間を通した総売上は、2022年にオープン後、2023年までのノウハウも蓄積してきたおかげで、2022年の総売上に比べ2倍に増えた。
【2】について
【2】の事業の大きな目的は、【1】で売れなかった商品の在庫処分。
そのため、【2】の事業は「伸ばす事業」というよりも、【1】を補完する役割が大きい。
振り返りとしては、2024年1月どころか、2023年の年間を通してあまり売れなかった。
2022年は1アカウント20~30万くらいは売り上げてたことから、各アカウントの商品の調整をすればポテンシャルはあるが、Yahooが主軸である以上、あまり深く手を付けられていない。
その他
【1】のYahooに付け加えて、販路の拡大のために1/18に楽天に申請したが、1/31に出店審査に落ちた。
理由は、恐らく副業だと判断されたこと。出店審査には確定申告書を提出する必要があり、2022年のものを提出したが、2022年は会社員時代の給与も含まれていたため、その内容から楽天側が「今も会社員ではないのか」と誤判断してしまった可能性がある。
これは審査基準を知らなかったミス。自分が悪い。もともと3月に出店申請する予定だったが、、規模拡大のスピ-ドを早めようと準備したことにより、2023年の確定申告提出を待たずに事を急いだからこうなった。
出店担当者からは「すぐに再申請は出来ない」旨と、「5月ごろにもう一度声かけて」との旨だったので、5月に再チャレンジする。
楽天に出店できれば、規模拡大により一気に仕事が増えるため、サポートの依頼をしようと考えていたが、5月の再審査まで様子見することにする。
どちらにせよ「現時点で楽天に出店するのは時期尚早」とのお告げだと思って、現状目の前にあるYahoo内での規模拡大と運用改善を進めて、2024年中にYahoo単体で月売上300万規模になるよう準備を進める。
それと同時並行で、現状の取り扱い商品でAmazonへ横展開が可能かどうか、Amazonのモールの特徴と販売戦略などの勉強を進める。収支などで「行ける」と判断すれば、楽天を待たずに進める。
【取り組み&学んだこと】
10年日記を買った
10年日記というものを買ってみた。毎日3行しか書かない日記だが、10年分が1冊にまとまっている。
毎朝3行分、ToDoや気付きなどを書いている。3行だけだから気楽だし、積み上がっていくのが楽しい。
普通の日記と10年日記の違いは、日記の中身の構成にあると思う。(下記の画像参照)
日を追うごとに次の日付の枠に記入していくが、1年後の同じ日に同じページに戻ってくる仕組みになっているので、去年何を書いたのか一目で分かる構成になっている。
これが10年分埋まると、10年分の〇月〇日の記録が1ページに収まるという構成。
自分の10年がバイブル程度の1冊の本に集約されるというのがミニマルで気持ちよく、日記の構造自体も美しいのが良い。
毎日日記を書いても振り返りをしない限り気づきが無いことが多いが、1年後の同じ日に「去年はこんな事考えてたんだな」と振り返ると、成長度合いの把握が出来るし、あと単純に楽しいはず。
良い本・良い考えに巡り合った
1月に読了した本は合計12~14冊くらい。それ以外にも同時並行で毎日少しづつ読んでいるものもあるので、触れた本は20冊程かと思う。
即時性のある小手先のテクニックや、普遍的な哲学の内容まで様々あるが、今月の本のほとんどは役に立つ内容だったと思う。
今まで様々な本を読んできた中で、表面的で中身のない商業寄りの本と、普遍的で本質的な内容が書かれている良書を選別できるようになったからだと思う。
売れてるビジネス書や流行の本の棚を見ると、カバーや見出しは魅力的だとしても、流行と共にすぐ廃れるような水物の内容の本が多い。また、重要なのは数十ページしかないにもかかわらず、蛇足をもりもりに加えて本としての体裁を保っているものも多い。
反対にカバーが地味でつまらなかったり、教科書的な見た目をしていたりするものや、何十年何百年と読み継がれているような古典は、良書の可能性が高く、普遍的かつ本質的な内容が書かれていることが多い。
まずは後者の様な本を読んで腹落ちさせた後に、普遍的な本質を幹として構え、流行やトレンドの内容を枝葉として取り入れると、膨大な情報や混沌とした状況の中でも惑わされることが減る。
結局は鷹の目の様なマクロな視点を持ちつつ、虫の目も併せ持ちながら目の前のことを誰にも負けない努力で取り組み、かつそれを継続・改善することでしか勝てない。
仮にラッキーで勝ったとしても、勝った原因が分からなければ再現性はなく、次回同じような状況になれば負ける。
反対に、地に足をつけて着実に取り組み、過程を踏みしめて血肉にしているからこそ、次回同じ状況になっても再現性が高く、勝ち続ける or 負けない対応ができる。
結局は裏ワザも近道もなく、ただ愚直に目の前の仕事に対し有意注意を持って向き合い、継続・改善していくしかない。
【雑記】
三識
三識とは、知識、見識、胆識の3つの「識」のこと。
知識:人の話を聞いたり、書物を読んだりして得るもの。情報の集まり。目の前の事象(問題・チャンス)に気付くために必要。
見識:「知識」が、自分の経験や価値観によって、自分なりの考えになったもの。事象(問題・チャンス)に直面した際に、判断をするために必要。
胆識:「知識」や「見識」を基に、事象の本質を見抜き、判断ができた後、それを実行しやり遂げること。「知識」「見識」があっても、実行が無ければ「評論家」に終わる。
福沢諭吉の大人(たいじん)の定義
思想の深遠なるは哲学者のごとく、
心術の高尚(こうしょう)正直なるは元禄武士のごとくにして、
これに加うるに小俗吏(しょうぞくり)の才をもってし、
さらにこれに加うるに土百姓の身体をもってして、
初めて実業社会の大人(たいじん)たるべし。
分かりやす言うと、
良い考えや思いを持ち、
真実に対して自分にも他人にも忠実に向き合い、
そこに商人の様な要領の良さや多少のずる賢さを加え、
土百姓の様な頑健な肉体を持つことで、
初めて大人(たいじん:徳の高いりっぱな人物、度量のある人物、大物)になる
自分の理解では、「真実」とは、単純な「事実」とか「正しい事」という意味ではないと理解している。そして、実は全ての人は真実について本当は既に理解しているとも考えている。
何をしないといけないのか、何が正しい事なのか、実は本当は知っている。しかし、めんどくさいとか、まあいいやとか、怠惰や傲慢さから真実に忠実にならない人がほとんど。
その真実に忠実でいることが大切と言っているのが、2行目の事だと理解している。
災難があれば喜ぶ
思念は業を作る。つまり「思う」ことは「業(=因果)」を作る。
「悪い思い」は悪い業を作り、「良い思い」は良い業を作る。
そして、業は必ず現実に現われる。過去に「悪い思い」を持てば「災難」として業が現れ、過去に「良い思い」を持てば「喜び」として業が現れる。
「災難」が現れたら、「過去に『悪い思い』をしたことが具現化したんだな」と考える。そして同時に「災難」が現実に現れたことを喜ぶ事。
なぜならそれは、業が消える時だから。業は必ず現実に現れる。そして現実に現れるという事は、業が昇華されて消えるという事。
過去の「悪い思い」結果が「死なずにこの程度で良かった」「業が現れてくれたからひとまず安心」などと喜ぶ事。
人生をよくする、つまり「喜び」の多い人生にするためには、良きことだけを思うこと。悪しきことを思う事は悪しきことをやったの変わらない。
・・・・・ところで業やらなんやら、分かった様な分らない様な事を言っているが、
単純に考えても、そもそも人間の行動の源泉となっているのが思考(=思い)。またその思考は言葉で行われている。つまり言葉→思考→行動と言う流れになっている。
だから思ったこと、つまり思考が行動の要因であり、行動すれば現実に事象として現れる。
だからこそまずは、その思考の基となる「言葉」を大切にする。
言葉を発することで無意識的に思考に変換され、その思考が行動を生むのだから、まずは最初は心では思ってなかったとしても良い事を言い、するとそれが無意識的に思考に染み込んできて思考の癖となり、行動を起こし現実になる。
よくよく考えてみれば当たり前の事。
強さとやさしさ
男は強くなければ生きられない、しかし優しくなければ生きる資格がない。
確かに雄々しくて、勇気があって、素晴らしい男性は、表面的な同性や異性から表面的に好かれるかもしれないが、しかし強いばかりでは誰も中身に惚れてはくれない。
苦難と役割
人生の苦難は、天がその人物に大きな役割を負わそうとしているからであって、それを避けるものではない。その苦難が大きければ大きいほど天の役割が大きいという事。
【2024/2月の目標】
・年内に月売上を500万にするために必要な仕入調査
・Yahooの商品画像の改善を全て完了させる
・プレミアム統計を使ったストアや商品の弱点の分析及び改善を全て完了させる
・Amazon関連の書籍やコースの勉強を基に全体像をつかみ、参入するかしないかを判断する(2月中)
・体重75kgまで増やす