【3月の総括】
3月の売上は約124万円で2月とほぼ同じ結果となった。
ただ、昨年3月は240万を売り上げていたのに対し、約半分まで落ちている。
理由としては、在庫管理の失敗があげられる。
3月初旬までには商品が到着すると見込んでいたが、在庫が到着したのが4月1~2日となり、大幅な販売機会の損失につながった。
詳しくは後の章で解説。
また3月は本当に多くの出来事があり、対応に追われた月となった。
それにより現状の事業を土台から見直す必要があるという考えにも至った。
この3月の振り返りの執筆時は4/5なので、かなり遅れてしまった。
【3月の目標と実績との比較】
楽天出店
結論は、申請したものの出店には至らなかった。
ただし、今回の申請で審査部の方からはポジティブなフィードバックがあったらしく、6月にまた申請して欲しいとのことだった。
店舗レビューの内容が引っ掛かっているようだったが、今やっているレビュー管理表を送付した結果、管理はできていると思ってもらえたのかもしれない。
レビュー管理は継続するが、6月までレビューを維持する必要がある。
またレビュー管理で行っている、お客様へのメールの内容でも1点注意というか、気を付けたほうが良いかもというような意見があり、「お心添え」というところが気にかかっているようだったので、その言葉は使わないようにした。
また、そもそものレビューを投稿してもらうまでの「導線」のアイデアが見つかったので、それを4月中に導入してみる。
Amazon新商品追加
商品自体は現時点で手元にあるので、納品するだけだが、その他の対応でできていなかった。
2点対応する必要がある。
1点目:新商品の商品登録 → これはすぐ終わるので、ToDoとして早急に処理する
2点目:初めて商品レビューと店舗レビューがついたが、まずレビューがつくスピードが遅いことと、良いレビューは本当に付きづらいということが分かった。その結果、既存商品に低評価がついてしまっている状態なので、追加在庫として納品するのではなく、新商品として納品した方が良いか検討する。
TOPIKテキスト2週
TOPICテキスト2週はできなかったがTOPICの模擬試験は受けてみた。
結果は138/200だった。80点でまず1級は合格なので、試験はパスできそうだ。
また140点取れば2級も合格なので、2級合格目指して試験前ラスト1週間は集中して勉強する。
3月中は様々な業務関連のトラブルで勉強時間の確保ができていなかったが、最低でも1級は合格したい。
【3月の学び】
在庫管理の失敗
在庫切れが多発した。
理由は2つ。
1つ目は、12月の春節前の仕入れの見積もり不足。
2つ目は、春節明けの発送が通常のリードタイムよりも大幅に遅延したこと。
これらについて、きちんと振り返りをしたい。
まず春節前の最終仕入は12/16となっている。その際に最低2.5か月分の仕入れをしているはず。
(※しかし今確認すると、仕入数算出用のexcelが12/16のフォルダにないので削除してしまっている。今後は仕入数算出用のexcelはテンポラリーのファイルではなく、仕入れのフォルダに格納するようにする)
そして12/16時点で2.5か月分の算出を行い、仕入れをしたとして、2.5か月後は2月下旬から3月初旬だ。確かにこのタイミングで在庫切れが発生している。
また代行業者の春節明け業務開始日が2/6であったため、少しずらして2/15仕入注文を行っている。
通常であれば仕入れ注文から到着までのリードタイムは平均30日であり、昨年2024年の2/19に購入している商品も、26~29日のリードタイムで3/19までには到着している。
しかし今回は2/15に仕入れ注文をしたが、到着したのが4/1となったので、45日かかっている。
そのため、今後は春節明け2月中旬に仕入れを再開するとしても、12月中に最大4月初旬までの在庫を確保しておく必要があるということが分かった。
ただし12月中に一気に仕入れるのは税務上影響があるかもしれないので、1/3~5の間に、4月初旬までの仕入れ依頼を提出する必要がある。
まとめると、基本的には2.5か月分の在庫でよいが、春節前の最後の仕入れでは4月初旬(3.5か月分)までの在庫は確保しておく必要があるということ。
次回の仕入れから参考にする。
予約商品販売の大幅遅延
上記の在庫管理の失敗に関連して、在庫切れの状態の商品を予約商品として販売していたが、仕入れ商品の受け取りまでのリードタイムが大幅に遅延したことにより、予約商品の発送が1か月ほど遅延した。
それに伴い、約100件ほどの予約注文のフォロー対応が発生し、精神的に大きな負荷となった。
楽天に出店するためにレビューは高く維持しないといけないものの、予約遅延のトラブルで低評価のレビューが付かないか特に気を揉んだ。
前もってお客様に連絡することでお客様のガス抜きをしていたことが良かったのか、現時点では予約商品からの低レビューが発生してない。
基本的この予約販売というものはまずあまり実施しない販売手法であることと、今回初めてさまざまな在庫切れ商品を予約商品として販売してみたが、
代行業者から出荷されるまでは予約販売はしないでおくという様に、予約商品を設定する際のルールを決める必要がある。
その理由は、予約販売商品の一つに、「普段は仕入れが可能なのだが、生産終了となった商品」があり、そもそもの販売ができなくなる可能性のあった商品があった。
偶然にもアマゾンに在庫があったのでアマゾンから引き上げて発送したが、これはまぐれで対応できたまでで、今後同じ事象が発生してしまったら、ただお客様にキャンセルの連絡をすることになってしまう。
そのため予約商品として販売する条件として、代行業者に到着、または代行業者からの発送のタイミングで予約商品として設定するようにする。
委託している物流会社のリスク
ヤマトフルフィルメントが終了したのに伴い移管先の新しい物流会社で多くの問題が発生している。
委託物流会社で発生した問題
- 発送遅延
- ネコポスのサイズ超過による返品
- それに伴い超過未遂商品の発送を行うためのオペレーションへの影響
- 在庫紛失
まず1の発送遅延については、原因は大きく3つある。
1つ目は、物流会社が受け入れたクライアントの急増に伴い発送量が純増したため、人員不足に陥り発送遅延が発生したこと。
2つ目は、ネコポスのサイズ超過による返品が多く発生し、イレギュラー業務の処理が発生していることにより発送遅延が発生したこと。
3つ目は、移管時の在庫紛失が全体の1%も発生しており、その対応により業務工数増加により発送遅延が発生したこと。
正直言ってかなりカオスな状態ではあるが、一つ一つ処理して現在のオペレーションをスムーズにするしかない。
そのため現在サイズが超過していると思われる商品は千葉に引き上げ、暫定的にクリックポストで発送する運用で対応。
また別のフルフィルメントサービスも情報収集を行い、導入するか検討する。(ロジーはかなり良い印象を受けた)
楽天が開始できればRSLを利用できるが現時点ではまだ不明なので、導入に大きな費用がかからないロジスティクスをバックアップとして確保しておくことは、保険として必要なことだと思う。
現在の運用の大幅な見直し
上記の物流会社のリスクに伴い、ネコポス商品の発送オペレーションを分岐化する必要が出てきている。
具体的には確実にネコポスで送れる商品はフルフィルメントに任せ、サイズ超過ではじかれる可能性がある商品はクリックポストで送るという二つの発送方法に分ける必要が出てきている。
現在はこのオペレーションでも問題はないが、規模が拡大すればこのオペレーションでは必ず無理が出てくる。
そのため現在のオペレーションは、あくまでも暫定的な対応として認識し、早急に全ての商品を現場の手を使わずに発送する構造に落ち着かせる必要がある。
また上記のオペレーション分岐により発送指示を行うツールやタイミングにも影響があり、新しいツールの開発や仕事の進め方を考える必要も出てきている。
おおよそ全体の70%ぐらいは運用体制は整ってはきているものの、一気に手をつけられないので暫定的にこのような対応にしているだけで、時間ができ次第一つ一つ解決して行く必要がある。
【2025/4月の目標】
- 運用の安定化 (ツールやシステムの見直しを行い、シームレスに業務が進む体制を整える)
- Amazon新商品追加
- TOPIKテスト1級合格