- ブログを始めようと思うけど、どうやって記事を書けばいいのかわからない
- ブログの書き方やのスキルや手順を教えてくれるサイトは多いけど、結局どこから始めればいいのかわからない
- ブログの記事を書くためのわかりやすいテンプレートを教えてくれたら書きやすいのになぁ
この記事はそんな悩みを持つ方に対して書いています。
この記事を読めば、
- ブログの記事の書き方がわかります
- ブログを書く際に、はじめに何をするべきで、どのように書き進めていけばいいかわかります
- ブログの記事を書くためのテンプレートをご紹介します
僕は普段は、情報分析をしたり、情報を論理的に整理して、会社が持つ問題を解決する仕事をしています(いわゆるコンサルティングファームで働いています)
ブログ界隈で有名な方のブログの書き方を徹底的に分析しました。
分析の結果、有名な方のブログの書き方には共通点があることがわかりました。
今回はブログ界隈で有名な方のブログの書き方を分析した結果を整理し、最もシンプルな形でブログの書き方を説明します。
目次
【結論】ブログの書き方は自由。でもブログ初心者の方はテンプレートに沿って書きましょう
そこで何を基本とするのかというと、ブログで有名な方のブログの書き方を基本とします。
なぜならそのような方のブログは、どのようなブログの書き方をすれば読まれるのか徹底的に研究し、それをブログに反映しているからです。
有名人の例を見ていきましょう
- マナブさん
「ブログで適切な導入文の書き方がわかりません…」という悩みがあると思いますが、ポイントは3つだけです。
①読者の疑問が明確である
②疑問に対する回答がある
③回答の信頼性は担保されている上記を満たしていれば、読者に期待感を与えつつ、本文に誘導できます。今度ブログに書きます😌
— マナブ@バンコク (@manabubannai) July 5, 2018
- クニトミさん
- キーワードを探す
- ユーザーの悩みを考え、悩みをもとに記事構成を作る
- 記事の構成パートに合わせて、文章を書く
このように、有名人の方でブログの書き方について、それぞれルールがあることが分かります。
【解説】ブログの書き方 事前準備から書き終わるまでの8ステップ
有名人の方のルールを分析した結果、ブログ書き方を8ステップを整理しました
- キーワードを決める
- 読者像を設定する
- 読者の悩みを考える
- 記事の目的を考える
- 記事の内容の根拠を考える
- 序文を作成する(←ここから執筆開始)
- 見出しを作成する
- 本文を作成する
8ステップは「記事設計」と「記事執筆」の大きく2つに分かれます
記事設計は最初の5ステップ
- キーワードを決める
- 読者像を設定する
- 読者の悩みを考える
- 記事の目的を考える
- 記事の内容の根拠を考える
記事執筆は残りの3ステップです
- 序文を作成する
- 見出しを作成する
- 本文を作成する
結論から言うと、記事設計にほとんどの時間を使います
割合で言うと、記事設計に8割、記事執筆に2割くらいです
それくらい記事設計は重要です
逆に「記事設計」の5ステップが終われば、ブログの記事はほとんど書けたも同然です
各ステップについて、詳しく説明します
1.キーワードを決める
まずは何について書くのか決めましょう
そのためにはキーワードを決めます
まずは興味のあることや得意なことについてのキーワードを一つ選びます。何でもいいです。
次にそのキーワードと関連して検索されているキーワードを「ラッコキーワード」で検索します
「ラッコキーワード」では、選んだキーワードと一緒に検索されている関連キーワードを見つけることができます
「ラッコキーワード」については別の記事で詳しく説明します
次に「キーワード+関連するキーワード」をGoogleで検索して、上位10位の検索結果をざっくりと確認します
確認するポイントは3つ
-
-
- タイトルを見る
上位10位のタイトルに共通する言葉があるはずです。
例えば「ブログ 始め方」で検索すると、「初心者」という言葉が全9サイト中8サイトのタイトルに含まれています
そのため「ブログ 始め方」の記事を書くのであれば、「初心者」というキーワードも含めると良いのではないか考えることができます。 - 記事の序文を見る
記事の序文を読むことで、誰向けに記事を書くのか決めます
各記事の序文には、ほとんどの割合で、誰向けの記事なのか書かれています
上位10位のサイトの場合、その「誰」はほとんどが似たような読者層に対して記事を書いているはずです
そしてあなたが記事を書く際も、その読者層に対して記事を書くようにしましょう
上位に表示されているということは、多くの方に読まれているということです
まず多くの方に読まれるために、上位10位と同じ読者層に記事を書きましょう - 上位10位の各サイトのカテゴライズをする
- タイトルを見る
-
Googleは、上位10位の検索結果に対して割合を用意しています
- まとめ 60%
- 体験談 10%
- 広告 10%
- YouTube 10%
- 求人サイト 10%
仮に上位10位中まとめサイトが6サイトあれば、すでにまとめサイトの割合(60%)に到達していることがわかります
上位10位の各サイトをカテゴライズすることで、それでもまとめに関する記事を書くのか、それとも別の箱で検索上位を目指すのか決める判断基準になります
2.読者像を設定する
読者像は、「1. キーワード設定」で確認した読者層をもとに設定します
基本的には「1. キーワード設定」で確認した読者層と同じで問題ありませんが、あなたが記載する記事の内容によっては微修正も可です
3.読者の悩みを考える
「2. 読者像を設定する」で決めた読者像が抱える悩みを設定します
あなたがGoogleなどで「ブログ 始め方」と調べるとき、何の悩みを持っているのか考えてみましょう
読者の悩みを考える際のコツは、段階的に考ええることです
- 1階層の悩みは?(表面的な悩み)
- 2階層の悩みは?(一般的な悩み)
- 3階層の悩みは?(本質的な悩み)
これらの階層に沿って読者の悩みを考えてみましょう
例)「ブログ 始め方」で検索する人の悩み
- 1階層の悩みは?(表面的な悩み)ブログを始めたいけど、ブログの始め方が分からない
- 2階層の悩みは?(一般的な悩み)ブログの始め方の情報は多いけど、結局なにから初めてどう進んでいけば良いのか分からない
- 3階層の悩みは?(本質的な悩み)そもそも初心者でも簡単に始められるのかどうか分からない
このように段階的に悩みを考えてみましょう(※ここで悩みはあくまでも仮説の段階なので、100%正しくある必要はないので、心配しないでください)
4.記事の目的を考える
記事の目的は、「読者の悩みに対する答えを提供すること」です。
「3. 読者の悩みを考える」でで考えた読者の悩みに対する答えを、そのまま記事の目的にしましょう
例)
- この記事を読めば、ブログの始め方がわかります
- まずは何から始めて、次にどう進むべきかわかります
- 初心者でもわかるように、ステップに沿ってブログの始め方を説明します
5.記事の根拠を考える
記事の根拠とは、「この記事は読むのに値するかどうか」を伝えるために必要です
信用できない人が記事を書いても、だれもその記事を信用しないので、なぜあなたの記事には信憑性があるのか伝えましょう
実績がある場合は、記事の内容にある実績を記載しましょう
実績がない場合は、他の人の力を借りて信憑性があることを示しましょう
- 実績がある方の言葉を引用しする
- 権威性のある人やモノを引用する
ここまで1~5ステップまでが「記事設計」です
ここまでで記事の8割は完成です
あとは「記事設計」に沿って記事を書いていきましょう
6.序文作成する(←ここから執筆開始)
序文のの構造は3つです
- 読者の悩み
- 記事の目的
- 記事の根拠
これら3つを実際の文にするとこうなります
読者の悩み
- ブログを始めたいけど、ブログの始め方が分からない
- ブログの始め方の情報は多いけど、結局なにから初めてどう進んでいけば良いのか分からない
- そもそも初心者でも簡単に始められるのかどうか分からない
記事の目的
この記事は、そんな悩みを持つ方向けに書いています。
この記事を読めば、
- ブログの始め方がわかります
- まずは何から始めて、次にどう進むべきかわかります
- 初心者でもわかるように、ステップに沿ってブログの始め方を説明します
記事の根拠
僕はブログ歴X年で、今までにXXXこのブログ記事を作成してきました。
今までのブログの累計閲覧回数はXXX万回にまでなった僕が、ブログを始める初心者の方が迷わないために「ブログの始め方」を徹底解説します!
7.見出しを考える
序文の後は「見出し」を書きましょう
「見出し」は記事の目次になります。
見出しは「4. 記事の目的を考える」で既に準備してあるものをそのまま使いましょう
- ブログの始め方がわかります
- まずは何から始めて、次にどう進むべきかわかります
- 初心者でもわかるように、ステップに沿ってブログの始め方を説明します
記事の目的をそのまま「見出し」にしますが、少し細分化してみましょう
細分化の方法は二つです
箇条書き系
- リスト、ランキング、比較、手順などにあった項目を用意する
- 箇条書き系の記載方法のポイントは粒度を同じにすること
- 粒度をそろえれば、あとはその粒度の通りに執筆するだけ
主張系
- 主張
- 理由(複数でもOK)
- 具体例(複数でもOK)
- 反論への理解
- 主張
「見出し」に応じて、どちらのパターンで記事を書くのか決めましょう
例として、先ほどの見出しを細分化します
-
- ブログの始め方がわかります(→主張系)
- ブログの始め方は簡単です
- この記事の手順に沿えば、誰でもブログを始めることができるからです
- 実際に自分がブログを作る際のステップと同じです
- 他のサイトにもブログの始め方の記事はありますが、基本的に書かれている内容は同じなので、その内容をより詳細にわかりやすく整理しました
- 記事の手順に沿えば誰でもブログが作れるので、迷うことなくブログの始め方がわかるようになります
- まずは何から始めて、次にどう進むべきかわかります(→箇条書き系)
- ブログの始め方 Step1 ドメイン取得
- ブログの始め方 Step2 サーバー取得
- ブログの始め方 Step3 ドメインとサーバーの連携
- ブログの始め方 Step4 CMSの取得
- ブログの始め方 Step5 テーマの設定
- 初心者でもわかるように、ステップに沿ってブログの始め方を説明します(→箇条書き系)
- 各Stepの内容をより詳しく説明していきます
- Step1の詳細について
- XXXXXXXXXX
- XXXXXXXXXX
- Step2の詳細について
- 以下同様
- Step1の詳細について
- 各Stepの内容をより詳しく説明していきます
- ブログの始め方がわかります(→主張系)
本文を考える
「7. 見出しを考える」で作成した書く見出しに文章を肉付けしていくだけです
ここまで来れば迷うことなく見出しの中身を記載できるはずです
見出しの中身を書き進めれば、それだけで本文の完成です
ここで本文を書く際のコツですが、なるべくシンプルな言葉を使い、1文で完結する様な文章を書きましょう
読者は期待するほど記事の細かな中身は読んでいません
細かなところを読まなくても内容が伝わる様にするには、「記事設計」でしっかりとした記事の骨組みを作り、「記事執筆」で記事の本文を徹底的にシンプルに短い言葉で書くことです
【紹介】ブログを書くためのテンプレート
ブログを書く際に筆者が実際に使っているテンプレートを共有しますので、記事を作成する際に活用してみてください
慣れれば3−4時間で記事が書ける様になります(記事設計:3時間程度 / 記事執筆:1時間程度)
【まとめ】
- ブログの書き方は自由です。ただし読まれるためのコツはあります。
- ブログの書き方8ステップのおさらい
- キーワードを決める
- 読者像を設定する
- 読者の悩みを考える
- 記事の目的を考える
- 記事の内容の根拠を考える
- 序文を作成する(←ここから執筆開始)
- 見出しを作成する
- 本文を作成する
- まずは基本を押さえて、慣れてきたら自分なりの工夫をしましょう
- テンプレートも活用して、まずは効率的に正しい順序で記事を書くことに慣れましょう
- 基本に忠実に、慣れてきたら自分なりの工夫も加えて記事を作成してみてください
- もし記事が参考になれば、コメントでもTwitterでも教えていただければ筆者は大変喜びます