
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- パーキンソンの法則を理解すれば、作業効率をアップさせて仕事を終わらせることができます
- 仕事が終わらないのは、仕事量が原因ではなく、仕事の処理の仕方が原因です
筆者の情報
この記事を書いている私は、FIRE達成に向けて、労働収入を増やしたり、副業で事業収入を得たり、投資で配当収入を得たりしています。また普段は「激務」と言われる業界の会社員をしています。
私は普段は「激務」と言われる業界で会社員をしていますが、この「パーキンソンの法則」を使うことで、仕事量や作業時間のコントロールができるようになりました。
というか、どちらかというと経験から既に法則を身に付けていて、後日「パーキンソンの法則」を知り、この法則は正しいと実感したという感じです。
この記事では、「パーキンソンの法則」とは何か、そしてこの法則を使って作業効率を格段に上げる方法をを解説しています。
仕事が終わらないと思っている人や、作業効率をさらに上げたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
【目次】
【仕事が終わらない人向け】パーキンソンの法則とは?作業効率を格段に上げる方法
パーキンソンの法則とは、イギリスの歴史学者のシリル・ノースコート・パーキンソン(Cyril Northcote Parkinson)が提唱した法則です。
パーキンソンの法則は、以下内容で構成されています。
パーキンソンの法則
- 仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する
- 支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
例えば、「本当であれば10分で終わるような会議も、1時間と設定すると1時間ギリギリまでかかってしまう」というようなことが当てはまりますが、同じような経験はないでしょうか?
私自身もともと「パーキンソンの法則」を知っていたわけではないですが、新卒の時から無駄なMTGや時間の使い方が多いな思うことがしょっちゅうありました。
後々に「パーキンソンの法則」を知って、その通りであると納得しましたが、反対にこの法則をを応用すれば圧倒的なスピードで仕事をすることが可能になります。
次からは、「パーキンソンの法則」を使った作業効率を上げる方法を解説していきます。
パーキンソンの法則を使って作業効率を上げる方法
パーキンソンの法則を応用すれば、どんな仕事でも終わらせることが可能です。
これは「激務」の業界に勤務している私の実体験からも、本当だと断言できます。
仕事上でパーキンソンの法則を使って作業効率を上げる方法は以下の通りです。
パーキンソンの法則を使って作業効率を上げる方法
- 作業のゴールを設定する
- 期限を決める
- 作業時間を明確にする
1つ1つ解説していきます。
パーキンソンの法則の使い方①:作業のゴールを設定する
1つ目は、「作業のゴールを設定する」ということです。
どんな作業をするときも、作業のゴールをまず設定してから作業に取り組むようにしましょう。
ゴールを設定しなければ、目的もなくだらだらと作業に時間を費やしてしまい、作業に時間がかかってしまいます。
ゴールには、あなたが行う作業の最終地点を設定します。
具体的には、以下のような作業のゴールを設定しましょう。
ゴール設定例
- 会議用の資料を10枚程度作成する
- 10社訪問営業する
- ブログを100記事書く
全ての行動において、ゴールを設定してから行動することで、行動の結果何を得たいのかを認識します。
ゴールを設定していない、「とりあえず会って話すMTG」や「目的のないリサーチ」など、無駄な時間を使ってしまうことになります。
パーキンソンの法則の使い方②:期限を決める
次に、①で設定したゴールをいつまでに完了させるのか、期限を決めましょう。
パーキンソンの法則では、「仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する」と定義されています。
そのため、ゴールの期限は、最終期限ではなく期限の半分程度を設定するようにしましょう。
なので、1週間後が期限だとしたら、3~4日で完成させるというようなイメージです。
先ほど設定したゴールを例にとると、以下のようになります。
ゴールの期限を決める
- 会議用の資料を10枚程度作成する → 3~4日 (※元々の期限は1週間後)
- 10社訪問営業する → 2~3日 (※元々の期限は金曜)
- ブログを100記事書く → 100日 (※元々の期限はなし)
もし上の例のようにゴールの期限を決めなければ、ブログ100記事を100日で達成することはまずないでしょう。(多分1年経ってもできないかもしれません)
期限を決めることで、パーキンソンの法則で定義されている「仕事の量は、本来の期限の時間を全て満たすまで膨張する」のを避けることができます。
パーキンソンの法則の使い方③:作業時間を明確にする
最期に、実際に作業を行う時間も明確にしましょう。
例えば、1日の中でも18時までしか作業をしないという様に、作業時間を明確にします。
作業時間を明確にすることで、1日単位でもパーキンソンの法則を応用して、作業効率を飛躍的にアップさせることができます。
先ほどの設定したゴールや期限を例にとると、以下のようになります。
作業時間を明確にする
- 会議用の資料を10枚程度作成する → 3~4日 (※元々の期限は1週間後) → 1日の作業は10時間(18:00まで)
- 10社訪問営業する → 2~3日 (※元々の期限は金曜) → 1日の作業は18時間(18:00まで)
- ブログを100記事書く → 100日 (※元々の期限はなし) → 1日の作業は5時間(24:00まで)
もし作業時間を明確にしなければ、②で設定した期限ギリギリになるまで作業量が膨張することになります。
ゴールの期限までの1日単位でもパーキンソンの法則で作業効率をアップさせることができます。
まとめ:【仕事が終わらない人向け】パーキンソンの法則とは?作業効率を格段に上げる方法
最後にパーキンソンの法則を使って作業効率を格段に上げる方法についてまとめたいと思います。
パーキンソンの法則を使って作業効率を上げる方法
- 作業のゴールを設定する
- 期限を決める
- 作業時間を明確にする
これらの3つを守れば、どんな仕事でも効率的に終わらせることが可能です。
仕事が終わらないと思うのは、私の実体験からも言えますが、ほとんどの場合「幻想」であることがほとんどです。
パーキンソンの法則を使って、正しいゴール設定、期限の設定、作業時間を明確化すれば、必ず仕事は終わります。
まずはパーキンソンの法則を使って仕事に挑戦してみてください!そうすれば、終わらない仕事はないと実感できるようになってくるはずです!