WordPressでブログを作成した後にするべきことの1つに、プラグインの設定があります。
最も有名なプラグインの1つとして「All in one SEO Pack」というプラグインがありました。
しかし2021年現在は名前から「Pack」がなくなり、「All in one SEO」というプラグインにアップデートされています。
ブログを始める初心者の方の中で、
- 最新版の「All in on SEO」のセットアップウィザード設定方法を知りたい
- ネットにたくさん情報はあるけど、情報が古かったり、なんだか難しくて分からない
などの悩みを持っている方も多いと思います。
この記事を読めば、
- 「All in one SEO」とは何か分かります
- 「All in one SEO Pack」の設定方法ではなく、最新版の「All in one SEO」のセットアップウィザード設定方法が分かります
この記事を書いている筆者も、最新版の「All in one SEO」の設定方法が分からず、ネットで様々な記事やブログを調査しました。
そこで感じたのが、情報が古かったり、初心者の方には分かりづらいかなぁという印象を受けました。
この記事では、初心者の方でも簡単に理解できるように順序立てて、最新版の「All in one SEO」の設定方法について説明していきます。
All in one SEOとは
「All in one SEO」とは、WordPressで作成したブログやウェブサイトの「SEO対策」のほとんどを設定してくれるプラグインです。
「SEO対策」をざっくり説明すると、Googleの検索結果で上位に表示させるために、ブログやウェブサイトに様々な設定をすることです。(今回は「All in one SEO」の設定方法の記事なので、「SEO対策」については別の記事で解説します)
WordPressに「All in one SEO」のプラグインを導入するだけで、SEO対策の大枠の設定はほとんど完了します。
個人や企業のブログやウェブサイトを、Googleの検索結果で上位表示させるための1つの方法として、「All in one SEO」を設定していきましょう。
最新版 All in one SEOのセットアップウィザード設定方法 10ステップ
「All in one SEO」の設定方法は全部で10ステップです。
- プラグインのインストール
- AIOSEOセットアップウィザードの設定
- サイトの見え方に関する設定
- 「追加のサイト情報」の設定
- 「ソーシャルネットワーク」の設定
- 「SEO機能」の設定
- 「検索の外観」の設定
- 「サイトアナライザーのセットアップ+スマートな推奨事項」の設定
- 「AIOSEOライセンスキーの入力」の設定
- 設定完了
各ステップごとに解説していきます。
All in one SEOセットアップウィザード設定手順①:プラグインのインストール
WordPressの管理画面 > プラグイン > 新規追加 > 「All in one SEO」を検索 > 「今すぐインストール」 > 有効化する
有効化が完了したら、「All in one SEO」のインストールは完了です。
All in one SEOセットアップウィザード設定手順②:AIOSEOセットアップウィザードの設定
「有効化」を押すと下の画面が出てきます。
緑色の「始めましょう」を押します。
All in one SEOセットアップウィザード設定手順③:サイトの見え方に関する設定
まず初めに下の画面が出てきます。
作成したサイトのカテゴリーを選択しましょう。
今回は例として「ブログ」を選択します。
次に「ホームページのタイトル」を設定します。
Googleなどの検索エンジンで検索した時に、どのように表示されるのか設定することができます。
下の写真の通り、「サイトのタイトル」「区切り」「タグライン」と設定しましょう。
また、「メタ説明」も設定しましょう。
メタ説明とは、Googleなどの検索エンジンで検索した時に表示される、サイトの説明文のことです。
デフォルトでは「タグライン」のみ設定されていますが、ここにはあなたのブログの説明文を書きましょう。
Googleであなたのサイトを検索した時には、サイトのタイトルの下に説明文として表示されます。
あなたのサイトの魅力を伝えられるような文を記入しましょう。
設定後は、「保存して続行」で次に進みましょう。
All in one SEOセットアップウィザード設定手順④:「追加のサイト情報」の設定
個人または組織を選択しましょう
個人の場合は「人」、組織の場合は「組織」を選択します。今回は個人で進めます。
「個人名を設定してください」でプルダウンからアカウントを選択します。
All in one SEOセットアップウィザード設定手順⑤:「ソーシャルネットワーク」の設定
次に「ソーシャルプロフィール」を設定します。
SNSのアカウントをブログと連携させる場合は、アカウントを登録しましょう。
今回は例としてTwitterのアカウントを登録します。
「保存して続行」を押します。
All in one SEOセットアップウィザード設定手順⑥:「SEO機能」の設定
次に「SEO機能」の設定を行います。
テェックする項目は下記の3つです。
- サイトマップ
- 最適化された検索の外観
- 分析
初期設定だと「画像 SEO」がチェックされていると思いますが、チェックから外します。
理由は「画像 SEO」を有効にするには有料にする必要があるためです。
有料で登録を検討する方の場合は、選択してもいいと思いますが、今回は無料で登録を行うことを前提に進めていきます。
上の3つを選択した後は、「保存して続行」を押します。
All in one SEOセットアップウィザード設定手順⑦:「検索の外観」の設定
「検索の外観」では、③の「サイトの見え方の設定」のさらに詳細を設定します。
「サイトは工事中ですか、それともライブ(インデックス作成の準備ができています)ですか?」は、下の写真のように「ライブサイト」を選択します。
「全投稿タイプを含める」はオン(青)にしておきます。
サイトマップ有効化の「複数の作者がいますか?」は、デフォルトは「はい」ですが、個人のブログの場合は「いいえ」を選択します。
「添付ページをリダイレクトしますか?」は「はい」を選択します。WordPressで画像ファイルをアップデートすると、勝手に添付ファイルページが作られてしまうことがあります。添付ファイルを使っている記事に正しくリダイレクト(誘導)することができるので、この設定は「はい」にしておきましょう。
設定が終わった後に「保存して続行」を押しましょう。
All in one SEOセットアップウィザード設定手順⑧:「サイトアナライザーのセットアップ+スマートな推奨事項」の設定
「メールアドレス」に登録するメールアドレスを入力しましょう。
メールアドレスを設定することで、「All in one SEO」から、Webサイトのコンテンツを最適化する方法についてのメールを受け取ることできるのと、SEOAPIに接続することができます。
SEOAPIとは、SEOを最適化させるためのAPIですが、そもそもAPIってなに?という方に簡単にAPIを説明すると、インターネット上の「何か」と「何か」を繋ぐものと思ってもらえればいいです。
「AIOSEOを皆にとってより良いものにするのを手伝ってください」は特にオン(青)にしなくても大丈夫です。
最後に「保存して続行」を押しましょう。
All in one SEOセットアップウィザード設定手順⑨:「AIOSEOライセンスキーの入力」の設定
ここまで来れば設定はほとんど終わりです。
「AIOSEOライセンスキーを入力してください」と表示されますが、ライセンスキーは有料のProにアップグレードしないと取得できません。
「All in one SEO」は無料でも利用可能なので、ライセンスキーは取得しなくても大丈夫です。
今回は無料で設定するので「このステップを飛ばす」を押します。
All in one SEOセットアップウィザード設定手順⑨:設定完了
ここまでで設定は完了です。
最後に下のような画面が出てくるかもしれません。
よく見てみると、、、、
「おめでとうございます、あなたのサイトはSEO対応ではありません!」という煽り文句が出てきます(笑)
これは有料版へ誘導するための謳い文句のようなものです。
確かに有料版にすれば、よりSEO対策が強化されると思います。
しかし「All in one SEO」は無料でもほとんどのSEO対策が可能なので、ブログ初心者の方のSEO対策としては一旦心配しなくて大丈夫です。
慣れてきたら細かな部分も内部SEOで強化して、検索結果上位を目指しましょう。
「All in one SEO」以外にも、必須と言えるプラグインはあるので、その他の必須プラグインに関しては、「【最新版】WordPressで必須なプラグインは9個。それだけ。」の記事で紹介します。