ブログノウハウ(学ぶ)

【結論】WordPressで必要なプラグインは9個。それだけ。

2021年2月6日

  • WordPressにはプラグインがたくさんあるけど、何を入れたらいいのかわからない
  • 必要最低限のプラグインだけ教えて欲しい

そんな悩みを持つ方向けに、この記事を書きました。

この記事を読めば、

  • WordPressで必要なプラグインが分かります
  • 必要最低限のプラグインのみご紹介します
  • プラグインは入れすぎると良くないということが分かります

WordPressでブログを運営する方は、いくつかのプラグインはを導入しています。

今回はその中でも、ブログを運営する上で必要なプラグインを9個ご紹介します。

 

必要なプラグイン9個の紹介

今回ご紹介するプラグインは下記の9個です。

1から9まで順番に紹介します。

1. AddQuicktag

AddQuicktagは、WordPressの記事作成を効率化することができます。

具体的には、WordPressの記事作成画面の「タグ」を整理して、必要なものだけを表示させることができます。

「タグ」とは、記事の見た目を調整する際に必要な機能です。

下の写真は、WordPressの記事作成画面ですが、赤枠の部分が「タグ」です。

ここに表示されているタグを、必要なものだけ表示させることで、記事作成画面が見やすくなり、記事作成を効率化することができます。

2. BackWPup

BackWPupは、あなたのWordPressのバックアップをしてくれるプラグインです。

ウイルスに感染してしまったり、間違えて記事やコードを削除してしまったりした時に、元の状態に戻すことができます。

BackWPupはインストール後に少し設定が必要なので、設定方法も説明します。

まずは、「WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加」で「BackWPup」をインストールしましょう。

インストール後は「有効化」を押してください。

次に、「WordPress管理画面 > BackWPup > 新規ジョブを追加」に進みます。

「ジョブの名前」は、毎日バックアップする場合は「毎日」、毎週バックアップする場合は「毎週」と入れておきましょう。

「ジョブタスク」は何をバックアップするのかを選択しますが、下の3つにチェックを入れておきましょう。

  • データベースのバックアップ
  • ファイルのバックアップ
  • インストール済みプラグイン一覧

「アーカイブ形式」は、「Tar GZip」を選択します。

「バックアップファイルの保存方法」は、「フォルダーへバックアップ」を選択します。

「変更を保存」をクリックします。

次に「スケジュール」を設定します。

「ジョブの開始方法」はデフォルトでは「手動」になっているので、「WordPressのcron」を選択します。

次に下の方に「実行時間をスケジュール」が出てきます。

「スケジューラーの種類」は、「基本」を選択します。

「スケジューラー」は、毎日、もしくは毎週を選択して、好きな時間を決めましょう。この時間にバックアップされるという意味です。


「変更を保存」をクリックします。これで設定は完了です。

3. Broken Link Checker

Broken Link Checkerは記事内に貼ってあるURLのリンク切れを探して教えてくれるプラグインです。

記事内のURLのリンクが切れていると、せっかく記事を読んでくれた読者の方が情報にたどり着けなかったり、記載情報の信頼性がなくなってしまいます。

Broken Link Checkerはリンク切れのURLがあると自動で教えてくれるので、導入しておきましょう。

4. Classic Editor

Classic Editorは、WordPressで記事作成画面を、使いやすくしてくれるプラグインです。

WordPressの記事作成画面は、元々このClassic Editorのレイアウトでしたが、アップデートによって画面が変わっています。

最新の記事執筆画面では、先に紹介した「AddQuciktag」が効率的に利用できないので、Classic Editorを導入して記事作成を効率化させましょう。

5. Google XML Sitemaps

Google XML Sitemapsは、Googleにあなたのサイトの存在を認知させてくれるSEO対策用のプラグインです。

Google XML Sitemapsを導入することで、Googleに早く認知され、インデックスされやすくなります。

インデックスとは、Googleの検索結果に表示されることです。

Google XML Sitemapsはインストール後に設定を行う必要があります。

詳しい設定方法は別の記事で説明しているので確認して見てください。
 

【ブログ初心者向け】 Google XML Sitemapsの基礎知識&設定方法


 

6. Invisible reCaptcha

Invisible reCaptchaは、あなたのブログをスパムから守ってくれるプラグインです。

スパムが侵入するのを防ぐことができます。

WordPressには「Akismet」というデフォルトでインストールされているスパム対策のプラグインがありますが、「Akismet」ではなく「Invisible reCapture」をおすすめします。

AkismetとInvisible reCaptchaの違いは下の通りです。

Akismet
  • いったん侵入させてからスパムかどうかを判断する
  • スパム隔離するだけで削除はしないため容量を圧迫する
  • Akismetは商用利用は禁止
Invisible reCaptcha
  • スパムと思われるアクセスは、侵入させる前にブロックする
  • そもそも侵入させないので容量が圧迫されることがない

「Invisible reCaptcha」はインストール後に有効化するだけでは機能しません。

まずは「Google reCAPTCHA」のサイトに行き、右上の「Admin Console」をクリックします。

「ラベル」は、あなたのブログ名を記入します。

「reCAPTCHA タイプ」は、「reCAPTCHA v3」を選択します。(v3がv2よりも最新版です)

「ドメイン」は、あなたのブログのドメイン(サイトのURL)を入力します。

「reCAPTCHAの利用条件に同意する」にチェックを入れます。

「送信」をクリックします。

次に「「〇〇〇〇〇〇」が登録されました。」という画面の下に、「サイトキー」と「シークレットキー」が表示されます。

この「サイトキー」と「シークレットキー」を先ほどインストールした「Invisible reCAPTCHA」に登録します。

WordPressの画面に戻って、「WordPress管理画面 > 設定 > Invisible reCAPTCHA」に進むと、「サイトキー」と「シークレットキー」を入力する項目があるので、「サイトキー」と「シークレットキー」を入力します。

次に、「Badge Position」のプルダウンから「Inline」を選択します。「Inline」にすることで、あなたのサイトに邪魔にならない形で「Invisible reCAPTCHA」が表示されるようになります。

「変更を保存」をクリックします。

次に「Settings」の下にある「WordPress」をクリックします。

下記の項目にチェックを入れます。

  • Enable Login Form Protection
  • Enable Registration Form Protection
  • Enable Comments Form Protection
  • Enable Forgot Password Form Protection

チェックを入れたら「変更を保存」をクリックします。

次に「Contact Form」の設定をします。

下記の項目にチェックを入れます。

  • Enable Protection for Contact Form?

チェックを入れたら「変更を保存」をクリックします。

以上で「Invisible reCAPTCHA」の設定は完了です。

7. SiteGuard WP Plugin

SiteGuard WP Pluginは、セキュリティ対策のプラグインです。

具体的には、WordPressの管理ページへの不正アクセス防ぐプラグインです。

「SiteGuard WP Plugin」をインストールして有効化すると、管理ページへのログインURLが変更されます。

必ず変更されたログインページをブックマークして、管理ページのURLをなくさないようにしましょう。

これで「SiteGuard WP Plugin」の設定は完了です。

8. WebSub/PubSubHubbub

「WebSub/PubSubHubbub」は、SEO対策用のプラグインです。

このプラグインを導入することで、インデックスが早くなり、Googleの検索結果に早く表示されるようになります。

このプラグインは有効化するだけで設定は完了です。

9. WP Multibyte Patch

「WP Multibyte Patch」は、WordPressを日本語の環境で正しく動作させるためのプラグインです。

WordPressは、元々日本語ではなく英語で作られているシステムなので、日本語環境で正しく動作させるために、このプラグインを導入します。

「WP Multibyte Patch」を入れておかないと、細かな部分で不具合等が発生する場合があるので、導入しておきましょう。

このプラグインは有効化するだけで設定完了です。

なぜプラグインは入れすぎてはいけないのか

WordPressには、様々な便利な機能を持ったプラグインがあります。

しかし便利だからと言って、たくさんプラグインを入れすぎるのは良くありません。

理由は3つあります。

  • サーバーへの負担が大きくなり、動作が遅くなる
  • プラグインの管理が大変になる
  • プラグインからウイルスが侵入し不具合が発生する原因になる

1つずつ詳しく説明します。

サーバーへの負担が大きくなり、動作が遅くなる

プラグインの中には、処理を行うための容量が大きく、サーバーに負荷をかけてしまうものがあります。

そのような負荷の大きいプラグインを複数導入すると、サイトのページの表示速度が遅くなる原因になります。

サイトのページの表示速度が遅いと、せっかく読者の方が読もうと思っても、読めずにすぐサイトを離れて行ってしまいます。

プラグインを入れすぎると、サーバーへの負荷が大きくなり、動作が遅くなってしまうため、プラグインは厳選して、必要なものだけ導入するようにしましょう。

プラグインの管理が大変になる

プラグインの量が増えると、それだけ管理するプラグインが増えてしまいます。

プラグインは定期的にアップデートされるので、プラグインが多い場合、最新版にアップデートされているか確認する手間がかかってしまいます。

またプラグインは導入するだけではなく、定期的に自分で操作する必要のあるものもあるので、数が増えると作業が増えてしまうことにもなります。

必要最低限かつ必要十分なプラグインのみを導入し、作業効率を最大化しましょう。

プラグインからウイルスが侵入し不具合が発生する原因になる

最後に、プラグインを入れすぎると、セキュリティ面が脆弱になる可能性があります。

プラグインによっては、セキュリティ対策が十分になされていないものもあります。

セキュリティ対策が十分にできていないプラグインを導入してしまうと、知らない間にウイルスに感染していたり、不正アクセスの標的になってしまう可能性があります。

そのようなセキュリティ面の脆弱性を防ぐためにも、必要最低限かつ必要十分のプラグインを導入するようにしましょう。

  • この記事を書いた人

MINDHUB 管理人

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